美肌効果のあるヨーグルトですが、食べてもニキビケア対策にもとっても効果的なんです。美肌のために、ヨーグルトを外から（洗顔やパック）だけでなく内側からも有効に活用してみませんか。
乳酸菌が腸内環境を整えることがニキビ対策になる
腸内環境を悪くする悪玉菌が優勢になると、排泄機能が上手く出来なり、便秘になると腸内に溜まった毒素は皮膚から排泄されることになってしまいます。これがニキビや肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすことにつながります。
そこで登場するのがヨーグルトなどに含まれる乳酸菌。これらを摂取することにより、善玉菌の活動が優位になります。それが、腸内環境を整えてニキビの悪化を防ぐことにつながるのです。
ヨーグルトはニキビ改善に効果のあるビタミンB2も豊富
さらにさらに・・・。
ヨーグルトには乳酸菌だけでなく、ニキビに有効といわれているビタミンB2も含まれています。
ビタミンB2はニキビの根本原因となる脂質の代謝に大きく関わっています。ビタミンB2を適切に摂取することにより皮脂の過剰な分泌をおさえて、新しい肌細胞をつくり出す効果があり、ニキビだけでなくニキビ跡にも効果が期待できますよ。
ビタミンB2を摂取することはお肌にとって、とても有効なのですが、あまい物（糖分がたっぷり入ったスイーツ）や油物（揚げ物）などをたくさん食べると、ビタミンB2は消費され、お肌に回る分が少なくなるので、ニキビがある時は控えめにして下さいね。
ニキビ改善のためには、質の良い無糖ヨーグルトを選ぶ
スーパーの乳製品売り場にいくと、いろんな乳酸菌やビフィズス菌を配合したヨーグルトが売られていて、どれを選らべば良いのか悩んでしまいませんか？
まずは無糖（プレーン）のものを選びましょう。目安としては、「特定保健用食品（トクホ）」のヨーグルトを選ぶようにします。ヨーグルトのパッケージに表示されていて「乳酸菌が生きたまま腸に届く」なんて宣伝コピーよく目にしますよね。
これらの商品は乳酸菌などの効果が科学的に証明されたものなので、トクホ表示のないヨーグルトよりも効果がより期待できます。
ヨーグルトの効果的な食べ方
せっかくですから、ニキビをはじめとした肌トラブルを改善したいなら、ヨーグルトの栄養効果を最大限に活かした食べ方をしましょう。
＊空腹を避けて食べる
最近は「生きたまま腸に届く」なんてCMもあり、乳酸菌が腸まで死滅せずに届くタイプのヨーグルトも増えています。
しかし、胃酸は強力です。お腹が空いている時にヨーグルトだけを食べるとか、食事の時に最初に食べるのは、乳酸菌の摂取の仕方としては効率がよくありません。どうせ食べるなら食後が良いです。
＊蜂蜜やバナナを加えて
あなたはヨーグルトは無糖派ですか？プレーンヨーグルトが好きという方は大丈夫なのですが、そのまま食べるのはなかなか大変という方もおられます。そういう時は、ヨーグルトと相性のいい蜂蜜やバナナをトッピングすると良いですよ。
蜂蜜にはグルコン酸（砂糖よりも低カロリーでしかも善玉菌の栄養になる）が入っています。しかも、ビタミンB群も豊富で、ニキビケアや美容にもおすすめの食品です。
バナナはアンチエイジング対策におすすめ。栄養価も高く、便秘に効果のある食物繊維がたっぷりで、ビタミンB群も豊富でポリフェノールも多い。
この他には、グラノーラやプルーンなどもヨーグルトのトッピングにぴったりで美味しいのでお勧めです。ヨーグルトは工夫次第でさらに美味しく食べられます。これだったらニキビケアも楽しく続けられますね！
